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不調なときほど料理をした方が良いのかもしれない

ここ最近どうも調子が悪い、気がしている。

人と衝突したり。滑って転んで脚にひどい内出血ができたり。変な人に絡まれて苛立ったり。耳掃除をしすぎて綿棒に血が染みたり。

 

何故だか「顔が疲れてない?」と言われることも多い。

この言葉をかけられると、いつも内心苛々してしまう自分がきらいだ。心配してもらえるうちは良いと思わなくてはならないだろうけど。自分の不幸なんて他と比べて俯瞰してみれば大したことないんだと喚く人もいるだろうが。人間なんて所詮こんなもんだと思う。心によゆうがあるからそう思えるわけで。クサクサしてる気分のときの正論ほど意味のないものなんてない。正義や正論なんて、所詮は「主観」なのだ。そんなものはバカボンなのだ。(は?)

 

苛々するときや不調だなというときは、不味い酒をたらふく飲みながら、きのこ生えそうなくらいジメジメしたあとでたくさん眠るというのがわたしのやり方だ。

回復はしないけど、目覚めたら多少はすっきりしている。そしてなぜか料理をしたくなる。料理っていうか、野菜をぶった切りたくなる。めっためったにしてやんよ、という思いを込めながら切って、熱い鍋でぐったぐったに煮込んでやる。そんなわけで休みの日にシチューを拵えてやった。煮込まれやがっていく野菜を観察してると無心になっていく。むかむかが多少やわらぐ。

 

にんじんとじゃがいも、たまねぎ、それから冷蔵庫に眠ってたしめじ。鶏むね肉。

具材をテキトーに切って、炒めて痛めつけて、冷水をぶちまけて煮込んで最後にルーを溶かして牛乳を入れる。簡単だけど、今まで作ったことがなかった。(わたしはカレーの方が好きだ)

食べてみて思ったのだけど、シチューはけっこうお腹にたまる。近くのパン屋さんでサンドウィッチとフィッシュフライサンドを買ってきたのだけれど、サンドウィッチで満足したので、フィッシュフライサンドのほうは翌日の朝食にした。油ものも最近しんどく感じることが多い。そういうお年頃なんだね。

 

 

次の日の昼には、茹でたパスタを入れてカルボナーラ風に。

これも美味しい。そして、やはりお腹にたまるので満足感がすさまじい。

 

下手な散歩や運動をすると却ってストレスがたまるので、ご飯を自分で作って食べて片付けて、掃除してるほうがわたしには心地がいい。

 

最近知り合った人になぜだか、「ストレス解消に何してる?」と訊かれた。考えてみるとストレスを解消する方法なんて案外シンプルだ。無駄に料理好きアピールをしたくないわたしは、大体は「カラオケとか・・・」って答えている。でも、食べたいなと思うものを自分の手で作って食べるのは、意外と好きだ。料理はストレス緩和や癒しにつながる行為なのかもしれない。